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ケンブリッジ大学 Queen’s College のフォーマルディナーに行ってきた!

昨日、夫氏と夫のクラスメイト達とQueen’s College のフォーマルディナーに行ってきました。招待してくれてありがとう!!

フォマールディナーとは?

ケンブリッジ大学には、学部とは別に31のカレッジがあって、学生はみなどこかのカレッジに所属しています。まさにハリーポッターのホグワーツと同じようなシステム!例えば、「私はケンブリッジ大学の経営学部の学生です。カレッジはQueen’s Collegeに所属しています」みたいな感じ。カレッジには学生の寮や食堂、ジムがあって、定期的に食堂ではフォーマルディナーという晩餐会的なものが開かれます。フォーマルディナーでは教授や学生が正装をして、食堂でコース料理を食べながら会話を楽しみます。学生は、自分の所属するカレッジで開催されるフォーマルディナーに友人や家族を招待できます。今回夫氏に招待してもらってフォーマルディナーに初めて行ってきました。

フォマールディナーのために購入したもの

フォマールディナーにはドレスコードがあり、基本的には正装します。スニーカーしか持っていなかった私、やばい!と前日になって色々と購入しました。なのでドレスや靴はこれ!というものがある場合は、日本から持ってきた方が良さそうです。もちろんこちらでもH&MやZARA、PRIMARKなどで比較的安価にサッと購入することも出来ます。私は、色々物色した挙句「せっかく買うなら日本に持って帰りたいぐらいと思えるぐらいのものの方が良い!」と思ってきて、高かったですが、66£(約12,000円)のワンピースと48£(約8,900円)のパンプスを買いました。ワンピースを買ったアンソロポロジー(アメリカのブランド)は学生の時から目の保養に時々見ていましたが、結構高い……。ですが今回、前からいいなあと見ていたワンピースが半額になっていたのと、XSサイズが残っていので思い切って買いました。パンプスもイギリスブランドのNEXTで購入しました。

もちろんモデルさんのようには着られず、150センチの私が着るとロングワンピースになります。ちょっと大きいけど、ヒール履けばいい感じ。アンソロポロジーはXSサイズであれば小柄な日本人もいけるサイズ感。服によってはXXSサイズもあります。
NEXTで購入したパンプスは、中敷にクッション性もあるし、ヒールの高さも約3センチぐらいで歩きやすい!普段の靴のサイズ23.5センチでサイズ4を購入。

ちなみに靴は、品質の良いものが安く売っていて大人気!のTK MAxxにも見に行きました。15£ほどで色々ありましたが、結局サイズが合わず残念。あとフォーマルディナーに必要なのは黒色のガウン!これもハリーポッターのハリー達が着ているようなものです。このガウンは学生は基本的には皆持っているので、今回は夫氏のお友達に貸してもらいました!ありがとう!身長で長さが決まるわけではないので、おそらく男女関係なく着られると思います。

いざフォーマルディナーへ

タロウ氏はギリギリまで授業だったので、1人で約30分歩いて本日のフォーマルディナーの会場、Queen’s College へ。タロウ氏にワンピースは半袖だから寒いというと「ガウンを着てくれば良いよ!」とのことだったので、ガウンを着て歩いて行きました。が!!ここケンブリッジは大学生の町なので、ガウンを着て歩いていても別に目立ったりはしないのですが、学生がわんさかいる分、1人で歩いていると「今からフォーマルディナー?どこのカレッジ所属しているの?私は〇〇カレッジだよ」と3回ぐらい話しかけれました。その度に「私は学生ではなくて。夫が学生で」と毎回説明するのが大変でした。でも最後に話しかけてくれた経済学を学んでいる中国人の大学生は10分ぐらい話し相手になってくれて嬉しかったです。でも次回からはガウン着て歩くのはやめようと思います……

そんなこんなでQueen’s Collegeに到着し、夫氏のお友達とも合流できて一安心。が!夫氏から衝撃の一言が「あ、言ってなかったけど、フォーマルディナーは予約制だから、もしかしたら席は指定されているかも。前に行ったフォーマルディナーは席指定だったし。その場合一緒に座れるかわからない」とのこと。「ええええ!!!知らない人とご飯食べるの!?」正直日本だったら相席でもなんでもOKだけど、それは恐怖すぎる。自分達が飲む分のワインも持参しないと行けないこともわかり、急遽ワインも買いに行きました。

そんなこんなで、もうどうにでもなるさ。知らないイギリス人だらけでもニコニコしよう、と腹を括って会場に入ると、なんと席は自由でした。良かった!なので夫氏の友人と一緒に着席。何話そうと頭の中で英文作成をしていたので、会場の雰囲気を取り損ね得てしまいましたが、ざっと100人ぐらいはいて、テーブルにはキャンドルが灯り、みんながガウンを来て着席している光景はとっても素敵でした。ホールの上座には教授などが座り、ラテン語でのお祈りの言葉が述べられた後にコース料理が開始されます。

Queen’s College のフォマールディナー 食事内容とは?

食事内容は、前菜/メイン/デザートの3品にパンと食後のコーヒー(デカフェも有)or紅茶です。コースの品数はどのカレッジもほぼ同じだそうで、値段は、カレッジ所属の学生が15£(約2,800円)ゲストは19.5£(3,600円)でした。(値段はカレッジによって違うみたいです)お味はメインのリゾットがかなり美味しかった!

チキンとパルマハムのテリーヌ。こちらは至って普通。
こちらはほうれん草とタラのリゾット。これはかなり美味しかった!米の炊き方もいいしクリームも濃厚!!!
デザートは安定の甘すぎるイギリス仕様でございました。スプーンもクッキーで可愛いけど粉っぽいイギリス仕様でございます。

ほぼ初対面の人と話し続ける2時間30分

この日のフォーマルディナーは19時半に始まって、カレッジを出たのは22時すぎぐらい。正直言うと、気心の知れた人であれば余裕かもしてませんが、約2時間半、テーブルの人と話し続けるのは長いし、そもそも英語なので、特に英語が第一言語でない人たちはみなさん本当に凄いなと思いました…ちなみに私は右隣が夫氏、目の前が前に1回挨拶したタロウ氏のMBAのクラスメイトのアメリカ人、左隣は完全に初対面の中国人でした。私たち夫婦も日本語話さず英語。私の目の前の席のMBAの友人は気を使って、私も何回か会話に入れてくれたけど、やっぱり半分ぐらい分からなかった…でも勇気を出して話しかけてみた隣の中国人はまさかの同じアパートに住んでいるということが判明し、連絡先を交換!今度その人とその人のパートナーと一緒にお家でご飯を食べることになりました。これは良かった!このフォーマルディナーでの1つの収穫でした。

その他服装など

今回が初めてのフォーマルディナー、夫氏の前回のフォーマルディナーがケンブリッジ大学最古のピーターハウスで、その時は、「服装は黒のみ!露出の高いドレスNG!食事中は騒ぐな!食事中の携帯電話の操作禁止!」みたいな感じだったと聞いていたので、私も黒ずくめで行きましたが、Queen’s College のフォーマルディナーは女性は明るい色合いのワンピースを着ている人も白シャツの人もいたし、カジュアルすぎなければなんでも良さそうでした。ちなみにガウンは必須で、結局全員がガウンを着るので、ぶっちゃけドレスはそこまで見えません。だから安いのとかでも全然大丈夫そうでした。

そんなこんなで人生初!のフォーマルディナーが終了しました。私は学生じゃないので招待してもらわないと参加できないけど、もし次があれば、もっと会話ができるように頑張りたいです。

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