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【カルチャーショック】当たり前は当たり前でないということ 衝撃的な友人

※カテゴリーの関係で、タイトルが「カルチャーショック」となっていますが、これはカルチャーではなくて、人間の話です。本当に人によります。

こちらに来て半年が経ちましたが、不便なことはまあまあありますが、表立って困ることや当惑してことはありません。でもその中でも、おおお!と思うのが人間のこと。

最近驚いたのはある友人の発言。彼女とは毎週会っていて仲良くしています。彼女とは面白いという感覚も似ているし、自分の考えをストレートに言語化する彼女には、時々ヒヤッとすることもあるけど、彼女と会話することは楽しいです。難しい資格を母国で取り、単身イギリスに渡って医療関係の仕事をしています。

その彼女に「最近なんかラッキーなことあった?」と聞くと、まさかの答えが「バスの中でタブレットを見つけたの」「隣の人が忘れて行った」と言います。なんでそれがラッキーなのかな、私の英語の聞き間違いかなと思ったら、彼女はそのタブレットをパクって、PC関係に強い友人に持って行き、パスワードを開けてもらうとのこと。「今友人と日程を調整中なんだ。楽しみ!絶対便利だし転売してもお金になる」と言っていました。私はちょっとびっくりして「え?バスの運転手に言わないの?普通に持って帰ったの?」と聞き返すと、「なんで?あなたもタブレットを見つけたら持って帰るでしょ。なんで?」と聞き返されました。

それを聞いて、びっくりしすぎました。善悪のわからない若すぎる人やとってもお金に困っている人が物を取るなら、1000歩譲って分かるかもしれません。でも社会的な立場があり、毎月給料をもらっている彼女のような人もそういうことをするんだと思ったのと、さらに驚いたのは、私にサラッと話してくるので、悪いと一ミリも思っていない!落としたものが無くしたものが帰ってくるのは日本ぐらい。とは言いますが、やっぱり感覚の違いってあるんだなと思いました。中々30歳過ぎた日本人で物を取ったとして、それを普通に友人に話せる人って限られるのでは、、、と思ってしまいました。もちろんみんなが物を取るわけではないし、日本人みんなが落とし物を見つけたら届けるわけではないと思います。本当に人によります。

私は彼女のことが好きなので、これからも会ったりご飯を食べたりすると思います。でも、世の中にはいろんな人がいて、当たり前を共有しているわけではない。ということを今後の生活で頭においておこうと思いました。

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