大学の町「ケンブリッジ」
ケンブリッジは言うまでもなく大学の町。ケンブリッジ大学は31のカレッジで構成されいるため、町の至るところにカレッジがあります。カレッジは古いもので700年越のものも!各カレッジの中には食堂ホールや教会があるので、観光地としても見応えがあります。
大学に入るためには、チケットが必要だったり、そもそも入れなかったりするのですが、今回夫の学生証を使って、カレッジを観光してきました。結果とても楽しかったので書いてみたいと思います!※結果的に夫の学生証で夫が所属している以外のカレッジにも無料で入れましたが、やはり図書館はカレッジの所属生しか入れませんでした。
ケンブリッジの顔「キングスカレッジ」
ケンブリッジ中心地の聳え立つのがキングスカレッジです。1441年に創立され、特にチャペルはケンブリッジの町の顔!色々なお土産にもキングスカレッジのチャペルが描かれています。31あるカレッジの中でも有名なカレッジで、初代英国総理大臣ロバート・ウォルポールやエニグマで知られるアラン・チューリングの他9名のノーベル賞受賞者もこのカレッジに所属していました。
ゴシック様式のチャペルは圧巻!ケンブリッジの中の一番の観光名所と言っても過言でないと思います。天井の装飾や豪華絢爛なステンドグラスは本当に見応えがあります。※チャペルの入場券はキングスカレッジの向かいの雑貨店で購入できます。
ホールも本当に綺麗です。ここではフォーマルディナーやパーティーが開催されています。夫のMBAの学期終了パーティーもここで開催されていました。「こんなところで日常的に食事をするなんてなんて素敵なの!」と感動。
ちなみにこちらがトイレ。教会や食堂はうん百年レベルなんですが普通に学生が住んでいるので、建物の中はすごく綺麗!キングスカレッジでは毎週日曜日の午前中にゲストスピーカーのレクチャー&ブランチが開かれています。今度夫と行ってみようと思います。
ノーベル学者34人輩出!トリニティカレッジ
次に行ってみたのはトリニティカレッジ。1546年に創立されたカレッジで、入学することが最も難しいカレッジとも言われています。ノーベル賞受賞者を34人輩出していて、チャールズ皇太子もトリニティカレッジに所属していました。現在は大学メンバー以外の入場を規制していて、観光用チケットは販売していないそう。でもケンブリッジ大学の学生証を持っている人であれば、その人+2名までカレッジ内に入ることができます。
ニュートンのりんごの木
トリニティカレッジで有名なのがニュートンが重力を発見したりんごの木。私にとってニュートンは教科書の中の人だったので、初めてこのりんごの木を見た時「ここにニュートンがいたのか!」と感動しました。いつも写真を撮っている人がたくさんいます。
教会の様子
キングスカレッジほどの大きさはないのですが、教会も立派です。ちょうど私が行った時にはパイプオルガンの生演奏がありました。教会に響き渡るパイプオルガンの音色は迫力大!音が大きくて驚きました。
食堂
メインのホールは開いていませんでしたが、こちらはおそらく小さめの食堂ホール。
大学の敷地がとにかく広い!
どこまでが大学なのかが不明なぐらい、敷地が広いです。敷地内にある川には水鳥が悠々と泳いでいます。
学部生は基本的にカレッジ内に住んでいるそう
お庭の前には学部生の寮がたくさんありました。勉強はめちゃくちゃ大変なんだと思いますが、こんな景色の目の前に住めるなんてなんて素晴らしい!ちなみにイギリスでは日本に比べてあまり気にしないのか、部屋のカーテンを閉めない人が多い気がするんですが、カレッジの寮の部屋も外から丸見えで驚きました。
以上、サラッとですがカレッジ見学でした!ケンブリッジは大学がメインの町なので、ある意味カレッジしか見る場所がない!とも言え、カレッジは一番の見どころ!今後も色々見学できたらいいなあと思います。
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