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嬉しかったこと

こちらの英会話で知り合った日本人の方がいて、その方は毎回の授業でいつも気さくに色々な人と話していて、エネルギッシュで素敵な人だなと思っていました。その英会話に日本人は私とその方のみなのだけど、私に話しかけてこられる時も英語。実は翌週にクリスマス会をすることになり、日本食を作ることに。初めてLINEを交換しました。

その時に、「実はケンブリッジの知り合いがカフェのアルバイトを探しています。私は就労制限があって働けなくて。どうですか」と連絡をもらいました。私は、日本に帰国したこともあって、今後イギリスでやりたいことを色々と考えていた最中だったので、結果的には面接を受けなかったんだけど、その連絡をした時も「あなたを紹介したら先方も喜ぶかなと思ったので連絡してみました。でも、やりたいことがあるなら、それをやるべきです。本当に気にしないでね」との連絡が。

その連絡をもらって、単純にすごく嬉しかった。ケンブリッジに来てから、タロウ氏もタロウ氏の友人も優しくて、ぶっちゃけると日本にいた時みたいにあくせく仕事しなくてよくてストレスもなく、私は私でやることもあって幸せです。でも矛盾しているようだけど、日本にいた時みたいに、仕事で褒められることもなく、日々に目にみえる成果もなくって(私の努力不足)、心の底ではそうは思ってはいないけど、でもどこかで「私なんて」と思うことが、頭を掠めることが増えていました。そんな時に、ただ「バイトしない?」って言ってもらっただけだけど、私を紹介したいと私のことを見て思ってくださったこと、声をかけてもらえたことがすごく嬉しかった。(実際は私が一番暇そうだったのかもしれないけど、そう思うことが先方にも失礼だしやめる!)

昨日は2週間ぶりに他の授業にも行ったのだけど、クラスメイトや先生が「おじさんのこと残念だったね」「今どんな気持ち?」と聞いてくれました。正直、私の語学能力の低さもあって、イギリス人のクラスメイトたちとはそこまで仲良くないのだけど、私にそんな言葉をかけてくれたことが嬉しかった。私なら、本当に仲のいい友達ならともかく、知り合いに何かあったとしても「大丈夫かな?」と心の中では思っても、「そこまで仲良くないしな」「プライベートなことに立ち入るのも」と考えて声はかけられなかったと思う。でも別に深入りしなくても、一言はかけられる。思っているよりも、人は気にかけらたら嬉しいんだと思いました。だから私も人に何かあったら、それを自分が知ったら、次からは、自分から一言声をかけてみようと思いました。

こちらに来て思うのは、口に出すことの重要性。それに私はイギリス人でなくて日本人。言葉も満足に話せない。今回のこととは少し違うかもしれませんが、言葉が万全じゃなければ、自分が外国人でれば、尚更その人の雰囲気や仕草が、話してみようという姿勢が、そのひとはどんな人なのか。判断される材料になると思います。だから、人にどう見えるか、人とどう接するかは本当に重要なことなんだなと日々思います。昨日は、もらった一言が、たとえどんなにその一言は小さくても、私は嬉しかった。私も次は誰かにちゃんと声をかけられる人になりたい。そして自分自身も、誰かに声をかけてもらえる人でありたいと思いました。

イギリスのお友達たちに好きなお菓子のミニパックを作成。
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