アウシュピッツ強制収容所の隣に住む所長家族の日常を描いた映画「THE ZONE OF INTEREST」を見てきました。まだ日本でも公開されてないし、(弱小ブログ)ではあるけど、ネタバレするのも気が引けるので、何を書いたらいいのか分からないのだけど。彼らは大量殺戮が行われているすぐ側で、家族として日々を過ごしていて。
美しい家に美しい庭、たくさんの子ども。生活には家族の悩みや仕事のプレッシャーがあって、それは今を生きる私たちと対して変わらなかった。ある意味、所長である夫について来た家族にその責任はあるのか、と言うと言い切れない気もするのだけど、どう考えても何が家の隣で行われているのか、夫はどんな仕事をしているのか、赤ちゃんでない限り想像はつくと思う。そして妻から出てくる言葉がとても自然で、とても恐ろしかった。
アウシュピッツの虐殺の直接的な描写は全くない。でも常にその恐ろしさが見るものに付きまとう。描写や音響の手法がす新しい。これは家で見ても映画が伝えたいことって半減してしますのではないかなと思うので、もし興味があれば映画館で観るのがいいのかなと思いました。(言語がドイツ語なので英語字幕がつきます)
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