MENU

【ケンブリッジ大学】Newcomers and Visiting Scholars 素敵なお家でのアフタヌーンティーに行ってきた!

Newcomers and Visiting Scholars

ケンブリッジには、ケンブリッジにお住まいの方々によって運営されている、NVS(Newcomers and Visiting Scholars) という組織があって、ケンブリッジ大学関係者/帯同した家族向けに色々なイベントが開催されています。イベントは、毎週の英会話や講演会、料理教室、映画鑑賞など。例えば毎週の英会話は、ケンブリッジ大学の元教授、外交官、作家さんなど、色々なバックグラウンドの方と毎回思慮に富んだ色々な話が出来て、なんて贅沢な時間!と思います。色々あるイベントの中でも私が特に好き/絶対参加すべき!と思うのがアフタヌーンティー!今回はアフタヌーンティーに参加した感想を書きたいと思います。

入会すると毎月のイベントの案内が届きます。ほとんどのイベントが無料です。

素敵すぎるケンブリッジの一軒家!

参加する前は「みんなでどこかのカフェでお話するのかな」と思っていたのですが、前日に送られてきたのは個人宅の住所と電話番号。若干緊張!でもワクワク。ケンブリッジの素敵な一軒家に行ける機会なんてそうそうない!そして迎えた当日、ドキドキしながらピンポンを鳴らすと家主の素敵な女性が出迎えてくれました。家主のダイアナさんは配偶者の方が外交官。今まで家族でたくさんの国に住みながら暮らしてこられたとのこと。お孫さんも何人もいらっしゃってお年は召されていますが、ユーモアと品があって本当に素敵な方。そして家!家!家が本当に素敵。世界各国で集めてこられた飾り食器、家族写真、家具、カーペット、全てがうまーくお家に調和している。今ってミニマリストとかシンプルで無機質なお家とかが流行ってると思うんですが、お家に入った時に「この人はこれが好きなんだな」となんとなくわかるような、その方の好きが詰まったお家はやっぱり良いなあと思います。ケンブリッジのお家は一般的には古くて(100年越とか!)、色々な人が変わりばんこに住んでいます。だからか家が持つ独自の雰囲気や歴史があって、それはタワーマンションやピカピカの新築マンションにはないと思う。そんな空気感、全てが素敵なお家でした。

手作りのケーキを頂きながら過ごす贅沢な時間

アフタヌーンティーは、すぐに予約しないと参加出来ない人気イベント。私は運良く2回参加できました。どちらも参加者は5人ほどで、私のように夫に帯同してきた方、ケンブリッジ大学で研究されている他の国から来た教授の方、博士課程の学生など色々でした。(自分の英語能力には落ち込むけど)全く違ったバックグラウンドの方と出会えてとても楽しいです。そして!!毎回いただく手作りのケーキが本当に美味しいんです。私は食器も大好きなので、このプリティな食器を見るのも本当に楽しいです。

お話をしながら、ダイアナさんがお茶とサンドイッチ、お菓子を出してくれます。アフタヌーンティーのサンドイッチはきゅうりとサーモンが鉄板とのこと。シンプルな味で美味しい。

もちろんスコーンも。イギリスの食はまずいというけど、私はこのスコーンとクリームが大好きです。

クリームを塗り塗りして食べるの楽しいです。ダイアナさんのお家でいただくスコーン、ケンブリッジのどのカフェで食べたものよりも美味しいです。

参加した2回とも色々な話が聞けたのですが、特に印象的だったのがスペイン出身の研究者の方のこと。その方はなんと72歳の女性。スベインの大学で40年以上仕事をしてきて引退した後に「もう一回挑戦したい」と思って今年ケンブリッジ大学に来られたとのことでした。背筋がしゃきっとされていて、立ち姿から素敵でした。帰り道はゆっくり歩きながら色々な話を聞かせてもらいました。彼女を見て「何歳でも挑戦はできるんだな」と思いました。と同時に今まで積み重ねた努力があるから、72歳でも更なる挑戦ができる。だから「何歳でも挑戦できる。でもそのためには若い頃から何かを積み重ねないといけないな」と思いました。とっても良い出会いでした。

そしてダイアナさんのおもてなしも本当にすごい。関西人がやりがちな「食べて!食べて!飲んで!飲んで!どうぞ!!!」が全くない。無理に人に勧めないし、もちろん紅茶のおかわりもケーキのおかわりもたくさん頂けるんだけど、各自が自分のペースで楽しめる雰囲気作りと気遣い。そして出身国もバックグラウンドも全然違う中で、みんなが会話を楽しめるようにさりげなく、本当に自然に会話を回してくれる。ダイアナさんの身振り手振りからは学ぶことばかり。「はあ、なんて素敵なんだ。私もこんな女性になりたいなあ」とずっと思ってました。

楽しい時間はあっという間。2時間が本当に一瞬で過ぎ去りました。最後にダイアナさんにお礼を言って帰宅。英語がもっと話せたら良いのに。と思うのは、こういうお礼を言うとき。Thank you だけじゃ足りない。「会話の中であなたのあの言葉に感動して、私はこう思ったの。あの時、私に話を振ってくれて嬉しかった。相槌を打ってくれて嬉しかった。とっても感謝している」こういうことがもっとすらすら言えたら良いのに。と思います。いただいた親切に対してもっと感謝の気持ちを伝えたい。でもこれは勉強あるのみです。

NVSのコミュニティーもこのアフタヌーンティーも本当にこんなことしていただいていいの?ってぐらいの至れり尽くせりで、本当に贅沢だなと思います。ケンブリッジ大学の関係者は学生でも研究者でも家族でも誰でも参加できるので本当におすすめです。もらってばかりじゃなくて、いつか私もここでもらった優しさを誰かに返せたら良いなあと思いました。

【ランキング参加中/ポチッとしてもらえたら嬉しいです】

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次