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ロンドンで暮らして感じた「ギバーとテイカー」と友達のこと

中国家庭料理

最近、Xで特に海外で暮らす日本人同士のギバーとテイカーの話が話題になっていました。例えば、新しく海外に来た日本人が前から住んでいる人に生活情報などを色々と教えてもらったのに、お礼も言わない。反対に、助けた方が何かをお願いしても今度は無視される、など。日本人の助け合い精神や、異国でのコミュニティー構築力は、中国やインドに比べて弱いのでは?という話に広がっていました。私はまだ新参者で、誰かを助けたり、誰かから助けを求められたりした経験がまだないので、ただ「ふむふむ」と思っていたのですが、ちょっと最近思う話があったので書いてみたいと思います。

ロンドンで暮らしてまだ数ヶ月ですが、以前に少しだけイギリスにいた時のお友達がロンドンにも何人かいます。その中で中国出身の友人がいて、ずっと仲良くしていました。この夫婦が仕事の関係でロンドンを去ることになり、私たちが「出発前にご飯食べようよ!」と連絡したところ「私たちが食事を作るから家にきて!」とお家にお呼ばれしました。

彼女たちとのことを書いたブログはこちら

この友人とは、お互いアジア出身だし、今後も日本やロンドンで会えると思うし、最後だとは思ってなかったんですが、でも最後ぐらい食事をご馳走したいなと思っていたのに、また盛大な食事でもてなしてもらうことに。

中国家庭料理

辛い料理をハフハフしながら食べて、本当に楽しい時間を過ごしました。超高級なお茶も入れてくれて「高級なお茶とはなんぞや!」の講義も始まり楽しかった!

中国のお茶講座

たらふく美味しい食事をいただき(私たちもデザートにフルーツのロールケーキ2本とお酒を持参しました)、また再会の約束をしてお開きかと思ったところ、友人から衝撃の一言が。

「私たち引っ越すから、家電なんでももらってくれない?」

その無料であげる家電というのが驚き。例えばこんな感じ。

  • ブランドのお皿
  • クーラー付きブランド扇風機
  • ファンヒーター
  • コーヒーマシーン
  • ランプ
  • 大型液晶テレビ
  • マッサージマシン
  • 椅子
  • 高さが調整できるワーキング用デスク
  • 豆乳マシーン
  • ダイソンの掃除機
  • 抹茶を立てるセット一式

どれも£300以上はする&数年しか使っていないもの。何度も「いや、無料は困る、お金払うよ!というかMoving Saleをしたら?」と言ったのですが、「中古だし!」「私たち友達じゃない!」「あなたがいらないなら捨てるだけだから」とのこと。なので結局、欲しいものは頂かせてもらいました。なので我が家ではヒートウェーブも何十年前から変わらないようなレトロ扇風機を使っていたのに最新扇風機になったのとヒーターまで手に入り、冬も怖くなくなりました。使うか不明のマッサージ機まで。笑 転売すれば私が稼げそうでしたが、掃除機やテレビは私も既に持っているので、他の人にあげたり寄付をしたら?と話をしました。

結局大荷物になったので、Uberをよび、友人が家財を家から運び出すのも手伝ってくれ、大荷物と一緒に帰路につきました。友好の証にパンダのぬいぐるみもくれたので、パンダと一緒に帰宅。笑

このお友達には私たちも、日本から友人が欲しいものを買って送ったこともあるし、私たちの家に呼んで料理を振る舞ったこともあります。もちろんもらってばかりではないです。でも、相対的に見ても、今回だけじゃなくて、誕生日を祝ってくれたり、ご飯を作ってくれたり、お気に入りのレストランに連れて行ってくれて奢ってくれたりと、もらったもの、してもらったことが多いです。

彼らは中国出身で、私たちは日本。歴史的にも色々あるし、異国で出会っただけで、昔からの幼馴染でも親友でもない。彼ら彼女たちは、もちろん私たちのことを同胞とは思っていないと思います。でも友達とは思ってくれていると思っていて、彼ら彼女らの「友達」に対する熱は、私たち日本人よりも熱いというか、ホスピタリティーはやはり根本が違うような気がします。何度も何度も「中国に遊びに来て!あなたの部屋はあるよ!」と言ってくれ、その言葉も本当だと思います。

今まで彼ら、特に中国やインドの友達からは、「日本から〇〇を買ってきて欲しい」「送って欲しい」や(他の国の出身の友人からはあまりされないような?)ちょっとしたお願いなどもされましたが、私がどちらかというと断ることに気負いがなく、無理な時は無理と言う、でもできることならするという姿勢だったり、私自身も「聞くのはタダ」マインドがあり、頼み事もとりあえずしてみるタイプなので、性格の面でマッチした部分もあったと思います。

彼ら彼女らは、正直お金もあるし、生活的に困っていないことが大前提にあるけど、でも、今まで私にくれた親切、そこまでの気前の良さは、私はなかなか同じ立場でも持つことは難しいだろうな、一つの文化の違いでもあるだろうなと思いました。

何が言いたいかまとまらなくなりましたが、Xで見た、ギバー、テイカーの話からこの中国の大切なお友達のことを思い出しました。ギバーかテイカーかというよりも、頼ったり頼られたりすることをあ互いに遠慮しすぎず、その代わり自分ができる時には、自分が友達だと思った人には、惜しまず力を貸す。彼らと付き合っていて感じるのは、そんな関係だと思います。

あと補足すると私も学生の頃に、海外旅行前に、その国に住まれている先輩に色々と教えてもらったのに、バイトで忙しかったことを言い訳にお礼の連絡をせず、めちゃくちゃ怒られて反省したこともありました。ワーホリや留学、学生の旅行などは、年齢が若い方も多いと思うので、その若気の未熟さが招く不義理もあると思います。まあ、それでも教えた方は嫌な気持ちになるだろうし、関係ないですが、、、。私は当時大反省したとともに、(怒られてかなり怖かったけど)怒ってくれた方を大切にしようと思いました。

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